屋根冷却散水システム · Node-RED

屋根散水レポート

記録期間 2026/7/30 〜 8/21 13:03(測定は毎日 8:00–15:57、3分間隔。散水は平日のみ)

8/21 11:08 チューニング適用済み — EXIT 32°C・頭打ちガード・維持散水 20 秒

AI 週次評価

評価日: 2026/8/21(チューニング適用日の初期評価。次回から毎週月曜に自動更新)

8/21 午前のデータで、維持モードが機能せず 34⇄40°C を往復するバンバン制御(約 660 L/サイクル)になっていることが判明し、 同日 11:08 に修正(EXIT 32°C 化+基準ラチェット+頭打ちガード+維持散水 20 秒化)を適用した。 適用後の効果はまだ半日分しか観測できていないため、初回の本評価は 8/24(月)に行う。 確認予定: ① 維持モードが夕方まで維持されるか ② 1 日あたり散水量が減ったか ③ 週末(散水なし)と平日の温度カーブ差。

※ AI 評価はレポートへの記載のみを行い、散水システムの設定変更は行いません。改善案はすべて「提案(未適用・要相談)」として記載されます。

散水の効果 — なぜ撒くのか、どれだけ効くのか

屋根に水を撒くと、水が蒸発するときに屋根の熱を奪います(打ち水と同じ「気化熱」の原理)。夏の屋根面は外気よりはるかに高温になり、その熱が天井から工場内へ輻射熱として降り注ぐため、屋根面で熱を止めることが目的です。

散水あり(8/21 9:15–10:15)
−6.4°C / 60分
天井温度 40.3 → 33.9°C(散水21回)
散水なし(8/21 10:18–11:15)
+6.8°C / 57分
天井温度 33.5 → 40.3°C(散水0回)
散水の正味効果(差し引き)
約13°C / 時
同じ日・同じ天候での連続比較
天井温度(屋根直下) 散水あり 散水なし

上のグラフは 8/21 午前の実測です。散水している 1 時間で天井は 6.4°C 下がり、止めた直後の 1 時間で 6.8°C 上昇して元の温度に戻りました。同じ日・同じ天候の連続した時間帯なので、この差はほぼ散水の効果そのものです。8/20 の昼にも検証のため 1 時間散水を止めたところ、天井は 47.6°C まで上昇し、再開後 1 時間で 40.3°C まで低下しています(8/20 の検証記録)。

なお、作業空間(屋内)の温度は建物の熱容量が大きいためゆっくり変化します。屋内センサーの 3 週間分のデータでは、1 時間程度の散水停止による屋内温度の差は天候による変動(±1°C 規模)に埋もれて検出できていません。丸 1 日止めた場合の屋内への影響はまだ実測できておらず、3 日ごとの検証(12–13 時停止)に加え、8/22 以降は土日(散水停止・測定のみ)のデータで平日との比較を進めます。

日別の散水量

散水 1 回 = バルブ開 40 秒 ≈ 33 L(実測流量 約 40–60 L/分の中央値 50 L/分で推定)。棒は散水の種類別の内訳。

冷却散水(朝・再加熱時) 維持散水 再冷却トリガー

温度の遷移と散水タイミング

直近 3 日の屋根センサー温度と散水タイミング(下段の目盛り、色は散水の種類)。センサーは 2026/8/20 13:00 から屋根直下の天井付近に設置(それ以前は屋内設置で温度水準が異なります)。

センサー温度 冷却散水 維持散水 再冷却 効果検証(散水停止 12–13 時)

タンク給水の状況

8/20 に給水ログを新設。散水 1 回(約 33 L)ごとに給水弁が約 1 分開いてタンクが回復しており、給水能力(約 33 L/分)は散水ペースに追従できています。タイムアウトは 0 件。

本日 8/21 のチューニング内容

今朝の運転データで見つかった 2 つの構造問題への対策と節水設定。11:08 デプロイ済み、次の冷却サイクルから有効。

A

MAINTAIN 即抜けの修正 — EXIT_TEMP 35 → 32°C + ラチェット追従

冷却到達温度(今朝 33.5°C)が EXIT の 35°C を下回っていたため、維持モードに入った直後に「夕方の自然冷却」と誤判定して待機に戻り、34°C ⇄ 40°C の全振幅往復(1 サイクル約 660 L)になっていた。あわせて、散水していないのに基準温度を下回ったら基準を実際の床温まで下げる「ラチェット」を追加。8/20 の高すぎた基準(47.6°C)のような誤学習も自動修正される。

B

頭打ちの誤判定ガード — 開始温度から実際に下がるまで判定しない

散水→センサー応答のラグが実測 9–12 分あり、8/20 は効果が現れる前に「頭打ち」と判定して基準 47.6°C を固定してしまった。開始温度 −0.3°C を下回るまで頭打ち宣言を禁止(60 分タイムアウトは安全装置として存置)。

C

節水 — MAINTAIN_BAND 0.5 → 1.0°C・維持散水 40 → 20 秒

天井センサーは温度振幅が大きいためバンドを拡大。冷えた屋根の再湿潤は短時間で足りるので、維持散水のみ半分の 20 秒(約 17 L)に短縮。冷却散水は 40 秒のまま。

日別データ表

推定条件: 散水 1 回 = 40 秒 × 約 50 L/分 ≈ 33 L(ポンプ 工進 JM-25H + PERROT ZA7 ×3 の実測レンジ 40–60 L/分)。 水道料金は横浜市の従量単価目安 470–590 円/m³(上下水道込み)で換算。屋根散水は下水に流入しないため、下水道使用料の減免申請(経理課 045-671-2826)が有効な可能性あり。 8/3–8/4 は電源断、8/15–8/16 は欠測。8/6 はタンク給水フェイルセーフの不具合による過剰散水(8/7 修正済み)。 2026/8/21 より土日は散水停止・温度測定のみ継続(工場休業日のため。散水なしの丸 1 日カーブが取れるので、散水効果の検証データとしても活用)。 このレポートは毎日 16:15 に自動生成されます(最終生成: 2026/8/21 13:05)。最新版の閲覧: https://raspberrypi.taile1a2c2.ts.net/ (社外・別拠点からも可)、工場内LANからは http://192.168.0.51:8081/ でも可。AI 週次評価は毎週月曜に更新。